沿革

当社の医療機器の歴史をひも解くとき、いかに多くの「初」という文字が目につくことでしょうか。
1914年、X線管の研究に着手して以来、MRIやヘリカルCTなど、多くの製品を他社に先駆けて開発し、わが国の画像診断装置分野をリードしてきました。
2018年、当社はキヤノンメディカルシステムズ(株)に社名を変更しました。
私たちは、これからも総合医療機器・システムメーカーとして、明日の医療機器開発の歴史に新たな1ページを積み重ねていきます。

2018年 キヤノンメディカルシステムズ(株)に社名変更
2017年 1.5テスラ MRIシステムVantage Elan / Zen Edition販売開始
高精細CT装置 Aquilion Precision 販売開始【世界初】
2016年 キヤノン株式会社の子会社となる
レアルマドリードに医療機器で協賛
迅速検査事業分野に進出
横浜開発センター設立
加国カロス社を買収
東芝の医療機器向けを含む業務用電源事業を吸収
東芝の業務用カメラ事業を吸収
プレミアム超音波診断装置 Aplio iシリーズ販売開始
超音波プローブの新マトリックスアレイの独立制御技術intelligent Dynamic Micro-Slice(iDMS)を開発【世界初】
東芝グループから離脱
2015年 順投影適用モデルベース逐次近似再構成 FIRSTを搭載したAquilion ONE™/Vision FIRST Edition販売開始
仏国「オレア メディカル社」を買収
東芝の遺伝子検査事業を吸収
FCバルセロナに医用機器で協賛
Aquilion ONE™ 1000台生産達成
東芝医用システムエンジニアリングを吸収合併
平成27年度全国発明表彰「発明賞」を受賞
日本超音波医学会 第15回技術賞を受賞
2014年 低流速の血流を非造影で描出できる新しい超音波診断装置のイメージング技術 Superb Micro-vascular Imaging(SMI)を開発【世界初】
エレクタ ケア サポート センター開設
東芝医療情報システムズ株式会社を吸収合併
海外3カ所目の製造拠点として東芝メディカルシステムズ・アジア製造社を設立
マレーシアに現地法人を設立
2013年 CT生産累計30,000台達成
東芝メディカル製造株式会社を吸収合併
ブラジル工場が稼働開始
トルコと韓国に現地法人を設立
中国の研究開発センター東芝医療系統研究開発(大連)有限公司設立
2012年 「全身用X線CT TCT-900S FLEET」が未来技術遺産に登録
マンチェスター・ユナイテッドに医用機器で協賛
Aquilion ONE™ 生産500台を達成
国内初、東芝&エレクタ 放射線治療研修センター開設
「造影剤を用いずに血管を良好に描出できるMRI装置の開発」で平成24年度文部科学大臣表彰・科学技術賞を受賞
中国初の医療システムトレーニング施設「アカデミックセンター」開設
2011年 非造影MRA技術Time-SLIP法を用いたマルチセンタースタディがスタート【世界初】
CT検査における低線量撮影技術(AIDR 3D)を開発
東芝住電医療情報システムズ株式会社を完全子会社化(東芝医療情報システムズ株式会社 発足)
米国バイタル・イメージズ・インク社を買収
第43回市村産業賞 功績賞受賞「造影剤を用いずに血管を良好に描出できるMRI装置」
2010年 エレクタ社製放射線治療装置の国内販売を開始
大口径3テスラMRIシステム(Vantage Titan™3T)発売
起倒機能付きカテーテルテーブル組み合わせハイブリッド手術用X線循環器診断システム発売開始【世界初】
2009年 東京都文京区に分置されていた本社機能を栃木県大田原市に集約
4次元X線CT装置(Aquilion ONE™)の開発で経済産業大臣賞を受賞
カスタマーサポート&トレーニングセンター(CSTC)開設
東芝メディカルビジュアライゼーションシステムズ・ヨーロッパ社設立
2008年 X線循環器診断システムにおける新画像処理技術(PureBrain™)発表
英国バルコ社の医用3次元画像処理システム部門を買収
第40回市村産業賞 貢献賞受賞「EPI基本画像化技術の開発と本技術搭載MRIの実用化」
2007年 心臓の立体画像をリアルタイムに表示可能な循環器用超音波診断システム(Artida™)発売
CT生産累計20,000台を達成
320列エリアディテクターCT(Aquilion ONE™)を発表【世界初】
東芝医療系統(中国)有限公司を中国北京に設立
2006年 東芝メディカルリサーチ・アメリカ社設立
床置き式マルチアクセスアームX線循環器診断システム(Infinix Celeve™-i INFX-8000V)発売 【世界初】
2005年 ガントリー移動スキャン方式PET-CT装置(Aquiduo™)発売 【世界初】
ガイドライン適合マンモグラフィ、国内納入累計1,000台達成
2004年 中国・インドのソフトハウスにソフト開発センタを設置
64列マルチスライスCT(Aquilion™64)発売
CT装置の生産累計15,000台達成
電子スキャン方式超音波診断装置、累計150,000台達成
東芝住電医療情報システムズ株式会社設立
2003年 世界最短軸、最静音MRI(EXCELART Vantage™)発売
直接変換方式平面検出器(FPD)X-TVシステム発売
東芝メディカル株式会社と株式会社東芝 医用システム社が事業統合、新会社「東芝メディカルシステムズ株式会社」として営業開始
2002年 中国東芝大連有限公司にて医用機器生産開始
フジノン東芝ESシステム株式会社設立
2000年 (株)東芝 医用システム社 那須へ集結
サービス会社8社を合併
1999年 (株)東芝 医用システム社発足
カンパニー制導入 医用システム社に名称変更
MRI静音技術「Pianissimo機構」発売(特許番号第2642348号)【世界初】
マルチスライス搭載CT発売
1998年 医療機器産業の品質マネジメントシステムISO13485取得
会社設立50周年
ハーフセカンドCT(Aquilion)発売【世界初】
インターナショナルパーツセンター開設
1997年 医用機器システム事業部に名称変更
(株)東芝の病院情報システム事業を統合
環境マネージメントシステムISO14001取得
1996年 東芝メディカルシステムズアジア社設立
超音波装置の生産累計100,000台達成【世界初】
1995年 特約店体制「DyRo(ダイロ)」スタート
超電導オープンタイプMRI開発【世界初】
CT技術「リアルテクノロジー」開発【世界初】
東芝メディカルグループ10社でISO9002認証取得
1994年 CEマーク自己認証権の取得
1993年 CCDデジタルカメラ搭載デジタルフルオログラフィー装置(スーパーDF)発売【世界初】
1992年 品質マネージメントシステムISO9001取得
1990年 ヘリカルスキャン標準装備CT(Xシリーズ)発売 【世界初】
那須メディカル工業(株)設立
東芝メディカル(株)カストマーエンジニアリングセンタ開設
1989年 東芝アメリカMRI社設立
東芝アメリカメディカルシステムズ社設立
1988年 治療用ルビーレーザー装置発売
1987年 医用画像ファイル装置(PACS)発売
X線テレビ装置生産20,000台達成【世界初】
(株)東芝那須電子管工場操業開始
1986年 電子内視鏡発売
東芝カナダ社に医用機器部門設立
1985年 (株)東芝那須工場内に医用機器研修センタ開設
スリップリング連続回転CTスキャナー完成【世界初】
1983年 MRI、ディジタルX線装置完成
1981年 日本光電工業と医療機器分野で業務提携
東芝メディカルシステムズヨーロッパ社設立
1980年 東芝オーストラリア社に医用機器部門設立
1979年 東京芝浦電気(株)那須工場操業開始
1978年 全身用CTスキャナー開発【日本初】
1977年 自動化学分析装置発売
循環器専用 多方向シネ撮影システム発売
電子スキャン方式超音波診断装置完成
1976年 医事システム(TOSMECシリーズ)発売
東芝アメリカ社医用機器部門設立
1974年 東芝メディカル・ド・ブラジル社設立(南米)
1973年 乳房集団検診用超音波装置完成【日本初】
1972年 カセッテレス方式X線テレビ装置発売
脳波集団検診バス、移動式総合検診システム車完成【世界初】
東芝放射線(株)を東芝メディカル(株)に社名変更
1970年 乳総合検診システム完成(東芝中央病院に設置)【日本初】
1969年 ガンマカメラ発売
1968年 東芝メディカル製造(株)設立
1967年 東京芝浦電気(株)医用機器事業部設立
1961年 X線テレビ画像電送臨床実験成功(東京 聖路加病院~大阪 中之島公会堂)【日本初】
1959年 トランジスタ化心電計完成【日本初】
1957年 東芝医療電気(株)を東芝放射線(株)に社名変更
1955年 蛍光倍増式X線透視透視装置完成【日本初】
1954年 X線蛍光倍増管(I.I.)開発【日本初】
日本医療電気(株)を東芝医療電気(株)に社名変更
1953年 RI(コバルト60)治療装置完成【日本初】
1951年 脳波描記装置完成【日本初】
1948年 東芝メディカル(株)の前身である、日本医療電気(株)再建
1942年 日本医療電気(株)戦時企業統合により東芝に吸収合併
1938年 断層撮影装置開発【日本初】
1937年 回転陽極型X線管完成【日本初】
1935年 畜電器放電式X線管完成【日本初】
インキ記録式心電計完成【日本初】
1932年 蛍光板完成【日本初】
1930年 東京電気(株)の全額出資によりX線ならびに医用機器の販売会社として日本医療電気(株)設立
1915年 東京電気(株)がX線管の試作に成功【日本初】
1914年 東京電気(株)がX線管の研究に着手