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CSR便り
Vol.9 小児がん患児たちの、那須工場見学会

いつもは嫌な検査装置を、今日は楽しいおもちゃに。

2013年8月に、小児がん患児に向けて
「東芝メディカルシステムズ那須工場見学会」を開催。

 

苦手意識の高い検査装置をおもちゃのように
楽しんで触れることができたらと、
「公益財団法人がんの子どもを守る会」を通じて
小児がん患児家族を那須工場へ招待いたしました。
 

当日は、最新医療システムを使った実験や
製造過程の見学など様々な催しを実施。
小児がん患児とそのご家族約30人が参加しました。

撮られる側から、撮る側へ

子どもたちにとって巨大な検査装置は、稼働音も大きく怖いもの。MRIを「ガンガンお化け」と呼ぶなど、検査室に行くだけで泣いてしまう子も少なくありません。そのような検査装置を、おもちゃのようにして装置に触れられる撮影体験は子どもたちやご家族にとって楽しんでもらえるのではと考え、「公益財団法人がんの子どもを守る会」の協力のもと、見学会を開催しました。
当日は、子どもたちが思い思いに持参した果物やおもちゃなどを、画像診断装置にかけて実際に撮影。「中が透けて見える」「あっ、種が見えた」など、普段自分たちに使われている検査装置がどういうものなのかを体験してもらいました。その上で、「なぜ検査中に動いてはいけないのか」「なぜ検査に時間がかかるのか」をわかりやすく説明し、子どもたちへの理解を促しました。

もう検査は怖くない

普段は触れないボタンを押したり、カバーを外した状態で検査装置を起動させたりと、おもちゃのように検査装置に接することは、子どもたちにとって検査の苦手意識をなくす良い機会になったようです。おかげさまで、「また来たい」という大きな声が上がるほど、子どもたちもこの見学会を楽しんでくれたようです。また、その後のお便りで「検査が怖くなくなった」「安心して検査を受けられる」といった声もたくさん寄せられました。当初は楽しんでもらえたらとの考えで始めた企画でしたが、装置に触れ、仕組みを知ってもらうことで、結果的に子どもたちの検査装置への恐怖感や嫌悪感を軽減することにもつながり、思わぬ効果を得ることもできました。
これからも、こうした取り組みを継続していくとともに、医療システムメーカーとして小児がん患児たちに貢献できることとは何かを考え続けていきます。

CTやMRIを使った撮影体験

おもちゃのように検査機器を扱い、自分たちで好きなものを撮影してもらいました。また、どうして長い時間じっとしていなければならないのかを直感的に理解してもらうために、撮影時間を変えたり、撮影中に動かした場合の影響を、実際の画像を見せてわかりやすく説明しました。

たくさんの感謝のお便り

「わかりやすくてとても楽しい見学コースでした」
「子どもに仕組みを理解させる良い機会でした」
「検査の恐怖心がなくなりました」など、
子どもたちとそのご家族からたくさんのお便りを頂きました。

「大きな励ましを実感できた一日でした」
公益財団法人 がんの子どもを守る会 理事長 山下 公輔 様

小児がんの子どもたちとそのご家族のために那須工場見学会を開催いただき、誠にありがとうございました。私ども「がんの子どもを守る会」は、小児がんで子どもを亡くした親たちによって設立された、小児がん患児家族の支援団体です。かつては不治の病と言われた小児がんですが、今では、8割以上の子どもたちが生存できるようになったと言われております。しかし、辛い治療や痛い検査など、病気の子どもはもちろん、そのご家族も不安に押しつぶされそうな思いで、病気と格闘しているのが現状です。
今回の見学会は、そんな嫌悪していた“検査”や“医療機器”に対する認識を変える、大きなきっかけになりました。また、御社の皆さまと接することで、応援と理解をしてくださる方がこんなにいるんだと、大きな励ましを実感できた一日にもなりました。今後とも、小児がんの子どもたちとご家族へのご支援を、何卒宜しくお願い申し上げます。

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