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製品における環境配慮

環境配慮型製品づくりの推進

環境配慮設計に関する国際電気標準規格「IEC60601-1-9」(※)に準拠した製品開発・設計プロセスを構築し、製品企画から開発・生産・サービス・廃棄(リサイクル)までを視野にいれた製品ライフサイクルアセスメントを実施。環境配慮型製品づくりを推進しています。また、製品の環境性能向上のための技術開発にも力を入れています。

※国際電気標準規格「IEC60601-1-9」:年々厳しくなる各国の環境規制に医療システムを適合させるため、環境配慮設計の要求事項を規定した国際電気標準規格(Ed.1.1 2013年)。

製品ライフサイクルにおけるステージ

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環境負荷低減のための取り組み

グリーン調達の取り組み

最新環境法規制対象物質の調査・登録が可能な「環境規制物質調査システム」を構築しています。取引先、更なる上流サプライチェーンと協働することで、その効率的活用を通した環境負荷の少ないより安全な部品・部材を選別し、環境に配慮した製品づくりに努めています。同時に「グリーン調達ガイドライン」の改定および取引先への説明会を通して、含有化学物質管理体制の構築と、有害化学物質の少ない部品・部材への代替や新規開発への取り組み促進を要請しています。今後は、取引先との連携をより強固なものとし、サプライチェーン全体の化学物質管理、CO2削減、資源循環など幅広く環境負荷の低減を図ることで、より安心・安全な製品を提供していきます。

東芝メディカルシステムズグループ版 グリーン調達ガイドライン
日本語版(PDF:722KB)
英語版[English] (PDF:403KB)
中国語版[中文] (PDF:640KB)
化学物質管理の取り組み

お客様に安心・安全に製品を使用していただくために、環境や人の健康に有害とされる化学物質の含有削減(一部全廃)、含有管理を強化しています。部品や部材調達は、取引先との連携により化学物質データを収集し、受入検査や製造履歴をデータベース管理できる仕組みを構築。人が触れる可能性のある箇所は有害な化学物質を含有しない設計に努め、その他の化学物質についても、各国で新たに規制される物質は代替物質への移行を推進しています。また、予防原則の考えに基づき、常に製品に含有される化学物質総量を管理し、その物質の危険性が判明した段階で使用禁止に移行できる体制をとっています。
さらに製品含有禁止物質法規制を遵守するため、自社内に分析機器を導入、製品含有リスクの高い特定の物質に関しては蛍光X線分析などを実施して、製造工程も含め禁止物質の混入防止に努めています。2015年度は、欧州向け製品において2016年7月より強制化される検体検査システムに対する欧州RoHS指令(※)への適合を完了しました。また、使用部品を把握するトレーサビリティの導入も図っています。

※ RoHS指令:Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限)

地球温暖化防止の取り組み

医療機器・システムは使用年数が長く、通電時間(待機時間含)も長いため、製品ライフサイクルにわたるCO2排出量が高い傾向にあります。当社では、各種省エネ技術の採用や検査時間短縮のための豊富なアプリケーション・操作性の向上により、高い信頼性を確保しながらも、製品1台あたりのCO2排出量を削減しています。

CTの使用段階におけるCO2 排出割合の変化 (%)

資源有効活用の取り組み

循環型社会を目指して、製品の小型化・軽量化やリサイクル部品の積極的な採用、再生可能な材料の使用率の向上など、3R設計を推進しています。リサイクル部品については中古装置を下取り回収し、再利用するプロセスを国内市場で実施していましたが、2016年以降は海外の関連会社とも連携。よりいっそうグローバルな視点で資源の有効活用を促進しています。また、製品輸送時に使用する梱包材の削減や再利用比率を高めた設計なども実施しています。

3R

装置再整備

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環境配慮型製品開発のための取り組み

製品の環境性能の改善

当社の目標である「2050年までに東芝メディカルシステムズグループの環境効率の改善度(ファクター)を2000年比で10倍に改善する」を達成するため、製品の環境性能の改善に注力しています。製品開発においては全製品のファクターの平均を指標としてファクター10(※)の達成を目指し、継続改善していきます。
※ファクター10:製品と事業系両方における改善度の合計目標

全製品の平均ファクター

環境性能NO.1製品の創出拡大

当社では、全製品の開発プロセスにおいて環境配慮設計を実施し、ECP(環境配慮型製品)を生み出しています。その中でも、環境性能NO.1と謳える製品を“環境性能NO.1製品”として認定。全売上高に対する“環境性能NO.1製品”売上高の比率を指標として、環境性能に優れた製品の創出拡大に取り組んでいます。2016年度も新たな” 環境性能NO.1 製品” の創出が売上高の増加をもたらし、昨年に引き続き全売上高における比率が50%を超えました。

全売上高における環境性能NO.1製品売上高比率

製品使用時におけるCO2排出量の削減

大型医療機器のCO2排出は病院における使用段階が最も多いため、当社としても製品使用時の消費電力の削減に注力しています。右図は、当社が出荷した全製品の総CO2排出量を売上高で割った指数について、各年度の推移を示しています。全売上高における製品構成の変化により多少の増減が見られるものの、各製品への省エネ技術の搭載により、概ね減少傾向にあります。2011年度を基準として2016年度は15%の削減を達成しました。これは、新しい製品においては、同じ検査がより少ないエネルギーで効率的に行われていることを示しています。

売上高あたりの製品使用時におけるCO2排出量の推移

製品に投入される資源量の削減

大型医療機器の新製品環境配慮企画において、「お客様が現在使用している機器に比べ、さらなるダウンサイジング化を実現することで、機器の搬入や据付の際に発生する付帯工事による環境負荷もあわせて低減する」という基本方針に基づき取り組んだ成果が出ています。また、超音波診断システムのような出荷台数の多い製品においても小型化、軽量化が進みました。その結果、売上高あたりの資源投入量は概ね減少傾向にあります。2011年度を基準として2016年度は14%削減を達成しましたが、2015年度に比べると10%増加する結果となりました。これは資源投入量の多い大型医療機器の販売量が一時的に増加したことが大きく影響しています。

売上高あたりの投入資源量の推移

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環境配慮設計を通じたエネルギー、資源、CO2の削減

MRIシステム
  • 同磁場強度の従来機種に比べ、性能、機能、操作性を飛躍的に向上しながら、トップクラスのコンパクト化(※)、最小設置面積 18.6m²(撮像室)を実現します。
    ※当社1.5 テスラ MRI 既存納入施設における調査結果。
  • 検査の合間の待機電力をこまめに低減するEco モードを搭載。操作者が意識することなく運転コストを削減できます。
  • Pianissimo™ Zen(静音効果を実現する技術)により、検査時の騒音を最大99% カット。
  • コンパクト設計により、設置工期を最大15 日短縮(※)できるため検査休止による減収も最小化します。
    • ※装置設置までのスケジュールは設置環境により変わる場合があります。

Xario200環境配慮

超音波診断システム
  • 数多くの" オンリーワン" 技術を投入し、短時間に確度の高い診断を行うことができます。また、操作ストローク数を約40% 削減(※1)。検査効率向上を支援します。
  • 従来機種と比べて圧倒的なパフォーマンスを実現しつつ、消費電力は12% 削減(※1)。検査後の待機時電力も12% 削減しました(※1)。
  • プレミアム高級機Aplio Platinum シリーズと多くのプローブを共用可能(※2)。運用コストの低減を図ることができます。
  • 従来機種と比較して体積を34%(※1)、据付面積を21%(※1)削減。また、本体重量を42% 軽量化(※1)し、取り回しやすさを向上しました。
    • ※1 従来機種 Artida 比較
    • ※2 一部プローブを除く

Xario200環境配慮

MRIシステム
  • クラス最小の設置面積(約23m²)は部屋の拡張工事なしでも、永久磁石MRI装置からの更新を容易にします。
  • 従来機種と比べて最大消費電力約2/1の省電力。システム定格電力も当社従来機種比1/3に削減し、クラス最小の25kVAを実現。また寝台をおろすと自動的にスタンバイ状態になるエコモードも搭載。
  • 当社独自の短時間撮像法であるSPEEDERをはじめとした各種の高速撮像法に対応。診断に必要な画像をより短い時間で得られます。
  • 設置工程のダウンタイムを最小化。新設の場合はシステム搬入から、最短5日で装置が稼動できます。

    ※設置工程は当社シミュレーションに基づく標準的な日程を示しており、施設における設置条件・付帯工事進行状況等により変わる場合があります。

Vantage Elan環境配慮

  • 最上位臨床性能と最小設置面積19m2のコンパクトさを両立。小型・軽量化により据付費用の削減・据付期間の短縮化も実現しました。
  • 撮影終了後に残る回転エネルギーを電気に変換する電力回生機構を搭載。年間消費電力量(※)を64列CTより20%削減しました。
    ※消費電力量は使用条件、契約内容により異なります。
  • 超低線量撮影ながら分解能を大幅に向上することで患者の被ばく線量も最大75%(※)低減。さらに検出器感度も向上し低被ばく技術と高画質を両立しました。
    ※AIDR 3D非搭載システムとの比較

Aquilion ONE /GENESIS Edition

X線診断システム
  • キャビネット数を削減して設置面積を40%削減、総重量も175kg削減しました。
  • リサイクルが難しいGFRP樹脂製のカバーをリサイクル可能な素材に代替しました。
  • 塩化ビニル製のホースもゼロ化しました。従来機種からの更新時、これまで使用していたオプション品の半数以上がそのまま使えるよう、共通性を持たせています。
医事会計/電子カルテ一体型システム
  • 医事会計・電子カルテ・画像ファイリング・介護請求機能の4in1で業務効率UP。
  • 4in1でサーバーが1台になることで、消費電力量を年間約540kWh削減。
    ※改善効果は装置構成、当社想定の使用条件による試算
  • サーバーが1台のため設置面積が最大28%削減。メンテナンス時間の削減にもなります。

TOSMEC Aventy 2.0

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