peopleinterview

装置への
信頼と信頼を結び、
医療被ばくを低減する。

営業推進部
CT担当

鳥越 留美子

Q01

1998年の入社以来CT担当としてさまざまな経験を重ねてきた今、
どのような心構えで医師の方々と接していますか。

 自分は今、とてもいい場所に居させてもらっているなあ、と思っています。世界の医療をリードする先生方と毎日のようにお話しができて、その先生方は東芝メディカルと東芝メディカルのCTを応援してくださっている。こんな恵まれた仕事環境、ありませんよね。とある先生の評では、私は「楽しいことの沸点が低い」らしく、いつもニコニコしているそうですけど、実際に毎日が楽しいと心から感じているんです。

 もちろん先生方との関係の土台は、東芝メディカルが長年培ってきた信用です。それがあるからこそ、私たちの話に耳を傾けてもくださるし、深く突っ込んだお話もできる。業界最大手というメリットと培われてきた信頼を活かしながら、「まず東芝メディカルに相談しよう」といわれる存在であるように努力をしています。

 2016年の東芝メディカルのCT販売実績は、多くの先生方のご支援の賜物として、世界第2位。でも、本当は1位にならなきゃいけないですよね。全国の営業スタッフにとって、自分の会社が世界で一番いいCTを日本でつくり、自分自身がそれを販売していることは大きな自信になります。だからこそ、きっちりと世界一にならなければいけない、そう思っているんです。
 そして、その時に大切なのは、一番を目指すだけではなくて、これまで以上により多くの先生が東芝メディカルのCTを好きになってくださること。その結果としての一番こそが理想です。

Q02

医師の方々がCTに今、最も望んでいることは何だと感じていますか。
そのニーズに東芝メディカルはどう応えているのでしょう。

 世界的な課題である医療被ばく低減の必要性を多くの先生が感じていらっしゃいます。その背景には、一般の方々の放射線被ばくについての意識の高まりを直接患者さんと接する中で実感していらっしゃるということもありますね。
 東芝メディカルはこのような時代の要請に先駆けて、世界の主要メーカーで、いち早く医療被ばくの問題と取り組んできた企業です。
 小児がんを専門とする先生から、ある時、このような言葉をいただきました。「東芝メディカルのCTは被ばく量が少ないから、小児患者の親御さんにも『安心して検査を受けられます』と説明できる。すごい装置です」。
 その先生には昨年、都合3回ご講演いただき、私も全力でバックアップに取り組みました。嬉しいことに、講演を聞いてくださった別の小児の先生から「同じプランで撮影したい」というお問い合わせをいただくこともできました。医師から医師へ。装置への信頼が広がることで医療被ばくは、もっともっと低減できる。私自身がそう強く確信できた経験です。

Q03

医師の方々と医療の現場をサポートすることは東芝メディカルの原点ですが、
日頃の営業活動にもその精神は反映されていますか。

 じつは、新たな先生との関係構築の入り口は"先生"であることが多いんです。先生同士の相互信頼や普段からのつながりで「あの先生が評価しておられるのなら、ちょっと話を聞いてみようかな」という流れが生まれ、「東芝メディカルさんなら任せられるから」と、これから開業される先生をご紹介いただくケースも少なくありません。
 その際に当然ですが、先生方お一人ひとりでお考えは違いますし、どのような患者さんが多い施設か、また、病状も患者さんお一人ひとりで異なりますから、標準的な話だけをしていては決して満足してはいただけません。

 私の仕事は、東芝メディカルのCTを医師の方に「知っていただき、使っていただき、満足していただくこと」。そのために、「どのように使っていただくべきなのか」を先生や施設が望む方向性に最適なご提案をすることが重要で、それが結果的に患者さんのためにもなると考えています。

 例えば、主な患者さんは、健康診断で来るのか、重篤な人がストレッチャーで来るのかなどを正しく把握し、私たちのCTならば、呼吸もできないような状態の時にはこんな工夫ができます、とお伝えする。あるいは、一つの状況下でも患者さんに対するアプローチは複数可能でより最適な撮影方法が選べますよ、といった具体的な内容です。
 また、装置は長期にわたり使用されますから、装置導入後のサポート、先生たちとの継続的なコミュニケーションは欠かせません。私は、上司や先輩が細やかな心配りを欠かさず、しっかりとサポートしているのを見てきたので、それが会社の風土だと捉えています。
 私自身も今ではごく自然に「この新情報はあの先生が関心をお持ちのはず」「このセミナーはあの先生をぜひご招待したい」と頭に浮かぶようになりました。大好きな先生方のためになることは何か。患者さんのためになることは何か。そのためにはCTをどう使っていただくべきなのか。 私で役立つことならば躊躇せず、持ち前の図々しさも発揮して、お役に立ちたいと思っています。

Q04

経営スローガンMade for Lifeから導かれる想いや将来のビジョンを教えてください。

 経営スローガンMade for Life には、「患者さんのために、あなたのために、そして、ともに歩むために。」というフレーズが付記されていますよね。私は"患者さん"という言葉を"両親"に置き換えて考えてみるんです。"患者さん"は大きなくくりの言葉なので、自分の両親で考えるとよりよくわかる。現実的にも両親が患者になる場面はあるわけですし、優れた医療機器のメリットを一番受けて欲しいのは、自分にとって最も大切な存在である両親ですから。そうして想像すると、自社のCTはどのような製品であり、その良さを先生方にどのように生かしていただくべきなのか、「いのち」のために何ができるか、考えを深めていけると思うんです。
 今後の私自身の話をしますと、小さい展望ですが、最後まで勤め上げることでしょうか。
 そして、その中でどうすれば日々楽しいのかなあと考えると、これからもっと、先生方の意見を集約したおもしろい装置を開発したい。そして、「ああ、やっとできたねえ」とともに喜び合いたい。自分が退職するまでに、あと2回、いいえ、3回くらいはそういうことができればいいな、と思っています。