ニュースリリース

2001.04.03


操作しやすいユーザーインターフェースを搭載した
コンパクトな超音波診断装置の発売について


 当社は、大病院から開業医まで幅広いユーザ層向けとして、操作しやすいユーザーインターフェースを搭載した全身対応のフルデジタル超音波診断装置「Nemio(ネミオ)」を開発し、4月5日から国内での営業活動を開始します。新製品の販売は東芝メディカル(株)が担当します。
 新製品は、操作者に親しみやすいユーザーインターフェイスを採り入れており、操作パネルのスイッチ類を操作者の手の動きが最小限となるように配置しているなど、使いやすさを追求しています。
 また新製品は、当社最高級機種と同様に、1回の超音波送信で複数の反射エコーを同時に受信できる技術を採用しているため、高速で高精細な画像表示ができます。
 さらに、新製品は新開発のASIC(特定用途向けIC)の使用や基板の多層化により、大幅な装置の小型化を実現しており、幅480mm、奥行790mmのスペースに設置することが可能です。
 なお、新製品は4月5日から神戸で開催されるJMCP(国際医用画像総合展)に出展します。

 
 新製品の概要

名 称
形 式
標準価格(税別)
販売目標
Nemio
SSA-550A
3,200万円
1,500台/年
 

 開発の背景と狙い
 
 超音波診断装置は、体表に当てたプローブから超音波を体内に送り、体の中で反射した超音波を受信することにより、 体の断層画像を動画で観察できる装置です。被検者に苦痛を与えずに様々な臓器をリアルタイムで診断できるとともに、他の画像診断装置と比べて取扱いやすいため、初期検診や産婦人科の検診などをはじめとし、広く用いられています。超音波診断装置の普及が進む一方で、簡単に使える装置が求められるようになってきました。

 このような状況のもと、当社は、操作パネルのスイッチ配置を手の形状に合わせるなど、使いやすさを追求する超音波診断装置を商品化します。
 

   
 新製品の主な特長

1.人間工学に基づいたパネルレイアウト

 操作パネルは、ホームポジションであるトラックボールを中心に、片手で容易にスイッチ操作ができるように円弧状にスイッチを配置しました。また、操作感覚に優れたハードキーを採用していますので、検査中でも容易に操作が可能です。

2.フルデジタル超音波

 従来高級機でしか実現できなかったフルデジタルの送受信回路を採用しています。より高精度な超音波ビームが形成可能になり、高画質を実現しました。

3.コンパクトボディ

 新開発のASIC(特定用途向けIC)の採用による部品点数の削減と、基板の多層化などによって、大幅な装置の小型化を実現しており、、幅480mm、奥行790mmのスペースに設置できます。

4.多周波プローブ

 1本のプローブでいくつもの周波数を選択できます。診断部位や目的、患者体型にあわせて最適な周波数を選択できるため、スループットの向上が実現できます。

5.オールインワン

 コンパクトなボディに、ファイリングユニットやビデオプリンタ等の周辺機器を搭載できます。病院内をフットワーク良く移動し、すばやく検査が開始できます。

 新製品の主な仕様

走査方式
 セクタ式電子走査、コンベックス式電子走査、
 リニア式電子走査、オブリーク式電子走査
モード
 B,M,PWD,CWD,CDI
周波数切換
 最大5周波
視野深度
 2~24cm
画像表示
 パンズーム(リアルタイム/フリーズ)、
 上下・左右反転、オートフォーカス可能
モニタ
 15インチVGAモニタ
電源
 AC100±10%、50/60Hz
外形寸法
 約480(W)×1390(H)×790(D)mm
質量
 約125kg




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