ニュースリリース

2001.06.26


米国ジョーンズ・ホプキンス大学と
CT、X線循環器の共同研究・開発を開始


 東芝は画像医学臨床研究の先進施設であるジョーンズ・ホプキンス大学放射線科(米国メリーランド州ボルチモア)と、X線循環器診断装置、CT(コンピュータ断層)装置を用いた低侵襲治療分野で共同研究・開発を行うことで合意しました。 当社は、4列構成の検出器を備えたCT装置、高精細CCDを利用したX線循環器診断装置を国内外で販売しています。 CT装置は毎秒12枚の断層画像を連続撮影する機能(CT透視)を備えており、CTの応用範囲を拡大する研究を進めています。 またX線循環器診断装置の画質を大幅に改善する直接変換型X線平面検出器の研究開発も進めています。 診断画像を利用した先進の低侵襲治療法の開発・普及に力を入れているジョーンズ・ホプキンス大学放射線科と組むことで、顧客ニーズを真に捉えた画像診断機器を開発し、世界最大の医用機器・システム市場である米国における当社医用機器・システム事業の強化をはかります。

 共同研究・開発チームには、同放射線科の脳神経放射線、心臓血管の両診断部門が参加します。 当社はCT、X線のマーケティング、研究・開発、米国販売・サービス拠点の東芝アメリカメディカルシステムズ社(本社:米国カリフォルニア州ロス・アンジェルス)のマーケティング、本年4月に新設した米国研究開発センター(米国カリフォルニア州サンフランシスコ)の研究・開発の各部門が参加します。 同放射線科の臨床研究の専門性と当社の技術開発の専門性が一体となり、先進の低侵襲治療法と、それを支える画像診断機器の基礎研究から臨床研究までのシームレスな共同研究・開発を進めます。

 今回、同放射線科脳神経放射線診断部門に当社のCT装置を据え付け、CT透視を利用した低侵襲治療法の研究プロジェクトを開始しました。 従来、X線循環器診断装置を利用した低侵襲治療が多く行われていますが、CT透視を利用することで治療対象の位置精度の向上、治療の効果判定の高度化が期待されます。 商品企画から基礎研究、製品開発まで顧客と直結した開発プロセスを確立し、顧客ニーズに応える画像診断機器を開発することを目指します。

 ジョーンズ・ホプキンス大学は、1889年創設。 年間の入院患者は5万6千人、外来患者は100万人。 医療従事者は2,400人。 米国U.S.News & World誌の "Report's annual survey of America's Best"にて過去10年間、"Best Hospitals" ランキング1位を獲得。 米国American Health誌の"The Best Doctors in America 1995" にて41人の医師がランキングされている。


ジョーンズ・ホプキンス大学URL:http://www.hopkinsmedicine.org/

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