ニュースリリース

東芝メディカルシステムズ株式会社
2007.04.16

64列マルチスライスCTの技術を導入した16列マルチスライスCT「Activion™16」発売

~ 人にやさしい身近な高級機、ラインナップ拡充で先端技術を医療の最前線に ~

Activion™16
Activion™16

東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:桂田 昌生 本社:栃木県大田原市)は、疾病の早期発見のためのスクリーニング、そして、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する国内市場における画像診断システムのトップメーカーです。そして、「患者さんのための技術」、「ユーザのための高い性能と品質」、「お客様志向のパートナーシップ」を通じ、かけがえのない命とお客様の成長・成功に貢献させていただいております。

現在、我が国の医療は多くの課題を抱えており、高品質・高効率・安全な医療サービスへの要求に加えて、安定かつ健全な病院経営が求められています。また、CT検査を取り巻く環境も、平成18年度診療報酬改定で保険点数の算定基準が部位別項目から装置の種別に変更されるなど、大きく変わってきており、これら医療環境の変化に伴い、CT装置に対する医療施設のニーズも多様化してきております。当社は、このニーズの多様化に対応し、東芝CT装置の優れた性能をより多くの臨床の場で活用いただくため、64列同時撮影マルチスライスCT「Aquilion™(アクイリオン) 64列システム」の開発で培ってきた技術を導入した16列同時撮影マルチスライスCT「Activion™ (アクティビオン) 16」の販売を本日より開始し、CT装置のラインアップを拡充します。

「Activion™16」は、より高精細な画像を提供する0.5mm撮影、患者さんの息止め負担を軽減する16列同時収集が可能です。さらに、Aquilion™で培った高画質を維持しながら低線量撮影を実現する被ばく低減技術を導入することにより、高精細画像の提供と患者さんの負担軽減を両立させます。また、簡単ですばやい操作が可能なスキャンインターフェイスの採用や簡便な3D画像構築ソフトウエアにより業務の効率化が実現でき、シングルコンソールの採用によるフレキシブルな設置環境の設定と併せてCT検査全体のワークフロー改善を図ることができます。
外観については、両手で包み込むような優しい曲線を前面に配し、さらに青空をイメージした配色とすることで、検査の不安を軽減し、少しでも患者さんが安心して検査を受けられるようにデザインされています。

「Activion™16」の主な特長
  • (1) 先進のマルチスライス撮影技術
    高級機Aquilion™で培った先進のマルチスライス技術を導入しています。最薄0.5mmのスライス厚、固体検出器*1の採用で、低線量でありながら高画質を生み出します。また、16列同時撮影により、肺野全体の高精細画像が10秒以下で撮影可能です。これにより、患者さんの息止め負担を軽減します。
  • (2) Aquilion™で培った被ばく低減技術を導入
    原画像の形態を忠実に再現しながらノイズを除去することで、高画質と低線量撮影を両立した「量子ノイズ除去ソフト*2:QDS(キューディーエス)」や、低線量時に出やすい、線状のストリークアーチファクトを3次元的に除去する「Boost3D™*3(ブーストスリーディー)」など、低線量撮影を実現する技術を搭載しています。
  • (3) 簡単、綺麗な3D画像作成
    新タイプの3D画像構築ソフトウエアを装備。新開発の3Dエンジン*4により、画質とスピードが大幅に向上*5しました。手術シミュレーションや患者さんへの説明時などに使用する画像を短時間で作成できます。
  • (4) シングルコンソールの採用
    シングルコンソールの採用により、フレキシブルな設置環境の設定が可能です。また、スキャン操作系は、わずか3ステップでスキャンに移行でき、スキャン後の処理はフィルミングまで自動化が可能で、操作者の負担を大幅に軽減することが可能です。
  • (5) 患者さんへの優しさを込めたガントリと寝台のデザイン
    ガントリは両手で包み込むような優しい曲線で構成され、さらに青空をイメージした配色とすることで、検査の不安を軽減し、少しでも患者さんが安心して検査を受けられるようにデザインされています。また、ガントリ内径はクラス中最も広い72cmとし、検査中でも開放感が得られる他、ゆったりと横になっていただけるように寝台天板幅は47cm、高齢者や小児でも乗り降りが容易な寝台最低高など、デザインとともに実際の使い易さや患者さんの安全にも配慮しています。
  • *1:固体検出器:Xe(キセノンガス)検出器に比べ約50%の被ばく低減を実現できます。
  • *2:量子ノイズ除去ソフト:QDS(Quantum Denoising Systemの略)
    3次元的な画像処理技術で、低線量撮影で増大するノイズを輪郭の鮮鋭度を犠牲にせず低減する技術。同じ画質でQDSを使用しない場合と比べると、約40%もの被ばく低減効果が得られます。
  • *3:Boost3D™:低線量での撮影時に顕著に出現する線状のアーチファクトを除去するアルゴリズム。従来は平面上での処理のみで対応していましたが、新装置では3次元的な処理方法を開発、搭載。より強力にアーチファクトを除去できます。
  • *4:新開発の3Dエンジン:Aquilion™ 64列システムに搭載された、最新の3DエンジンをActivion™16に搭載しました。従来よりも滑らかで段差のない、高画質3D画像をご提供できます。
  • *5:スピード:3D画像構築アルゴリズムを最適化することにより、計算時間が短縮。さらに、骨抜き機能の搭載により、ルーチンの3D画像作成にかかる総時間を短縮させることができます。

東芝メディカルシステムズ株式会社は、お客様の声を起点とした様々なソリューションの開発を進め、CT市場においては、東芝の最先端技術を結集させた「0.5mmスライス厚、64列同時撮影マルチスライスCT(Aquilion™ 64列システム)」からCT装置を初めて導入される医療施設などのための実用型CT装置までを提供させていただいており、国内CT市場で20年以上連続トップシェアを続けております。今回、新製品「Activion™16」の発売によりラインナップをさらに拡充し、CT装置における国内トップシェアを堅持すると共に、全世界でのトップシェアを目指します。

販売名、価格、販売目標、製造販売認証番号
販売名 価格(税込) 販売目標台数
東芝スキャナ Activion™16 TSX-031A 9億5千万円~ 120台(国内)
80台(海外)

(製造販売認証番号:219ACBZX00007000)
※Aquilion、Activion、Boost3Dは東芝メディカルシステムズ株式会社の商標です。

以上

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