ニュースリリース

東芝メディカルシステムズ株式会社
2010.01.19

160列Volume Helical Scanを標準搭載し、さらなる進化を遂げたエリアディテクタCT Aquilion ONE Volume Evolution Edition発売について


Aquilion ONE Volume Evolution Edition

東芝メディカルシステムズ株式会社(社長:小松研一 本社:栃木県大田原市)は、次世代CTとして世界で高い評価を得ているArea Detector CT、 AquilionONE™(アクイリオン ワン)をさらに進化させた、Aquilion ONE™ Volume Evolution Edition(アクイリオン ワンボリューム エボリューションエディション)を1月1日より発売いたしました。
今回Aquilion ONE™ Volume Evolution Editionでは、世界初の160列(320スライス)Volume Helical Scanと、さらなる被ばく低減を実現する新たな再構成アルゴリズムを標準搭載したほか、デュアルエネルギーシステム、心筋パーフュージョン、ボディパーフュージョンなど、1回転で臓器全体を撮影できるAquilion ONE™ の特性を最大限に活かすボリューム検査に対応する多彩なアプリケーションを可能にしました。すべての領域で高速、高画質、低被ばくを実現するArea Detector CTは幅広い臨床ニーズにお応えし、新たな有用性を提供することが期待できます。

主要機能
■スキャン機能
  • 1.160列 Volume Helical Scan
    新しく開発した再構成アルゴリズム“TCOT+(ティコットプラス)、V-TCOT(ブイティコット)”を搭載し、0.5mm×160列:80mmのX線ビームによる高速ヘリカルスキャンを実現しました。撮影FOV:φ500mmで従来の64列ヘリカルスキャンのわずか約1/3のスキャン時間で検査が終了します(600mmの範囲を3.8秒で撮影可能)。高速ルーチン検査はもとより救急患者の全身検査に威力を発揮するほか、3DCTAでの造影剤低減、造影効果の均一性向上、体動の抑制など、より患者さんに優しい検査を高い検査精度で実現します。
  • 2.デュアルエネルギーシステム(オプション)
    Area Detector CTの特長を生かしたデュアルエネルギーシステムを開発しました。新開発のDual energy Volume Scanモードにより、高電圧と低電圧を高速切替しエネルギーの異なるボリュームデータを連続収集します。電圧と電流を同時に切替ることで画像ノイズレベルを合わせることが可能となるほか、寝台移動の伴うヘリカルスキャン方式とは異なり、ボリュームサブトラクションで実績のあるミスレジストレーションのない高精度スキャンを実現します。  管電圧の違いによって生じるコントラストの変換度を比較することで組織性状の識別が容易となり、尿管結石などの解析が高精度に行えます。
  • 3.Volume Scan & Wide Volume Scan
    新開発の画像再構成VolumeXact+(ボリュームイグザクトプラス)を搭載し、Volume Scan時の画像表示領域を拡張しました。Wide Volume Scanにおいても連続性と均一性に優れたデータを描出します。従来のヘリカルスキャンに比べ被ばく、解像度で優れるArea Detector CTならではのVolume Scanの可能性をさらに広げます。


従来方式


VolumeXact+

■被ばく低減画像再構成
  • Adaptive Iterative Dose Reduction(アダプティブ イテラティブ ドーズ リダクション)
    さらなる低被ばくと高画質の両立を目的とした画像再構成アルゴリズムAdaptive Iterative Dose Reductionを開発しました。心臓、頭部、腹部領域において再構成画像の3次元ボクセル上で信号以外のノイズ成分のみを選択的に抽出して繰り返しノイズ除去を行い、オリジナルデータと組み合わせた画像を作成します。これまでの量子フィルタに比べ、さらに効果的なノイズ低減を実現し、ノイズ(SD)で約50%、被ばく線量にして最大80%低減できます。
■画像処理臨床アプリケーション(オプション)
  • 1.心筋パーフュージョン
    Area Detector CTの特長である心電同期Volume Scanにより、心臓全体を1回転で撮影し被ばく低減可能な利点を活かした心筋パーフュージョンを開発しました。 これまでの64列マルチスライスCTによる心臓CT検査より少ない被ばく線量で安静時、負荷時の検査が可能となります。これにより冠動脈狭窄などの形態診断と同時に心筋灌流に関する機能情報を1回の検査で得ることができ、新たな心臓CT検査の可能性を提供します。
  • 2.ボディパーフュージョン
    呼吸による臓器の移動や変形をレジストレーションし、Dynamic Volume Scanによる 安静呼吸下での検査を可能としたボディパーフュージョンを開発しました。Area Detector CTで得られる臓器全体の灌流情報をボリュームとして解析しカラーマップで表示します。非線形位置合わせ機能により複数時相の動きを補正し、得られたデータから肝臓や腎臓など各腹部臓器に対応した解析アルゴリズムを用いて、より最適な解析結果が得られます。従来のアキシャル断面による解析では、対象臓器と腫瘍全体の解析を同時に行うことができませんでしたが、これによりアキシャル断面はもとより任意のMPR断面、3Dでの観察が可能です。

【東芝メディカルシステムズについて】
東芝メディカルシステムズ株式会社は、疾病の早期発見のためのスクリーニング、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する国内市場における画像診断システムのトップメーカーです。
当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)を通じ、かけがえのない命とお客様の成長・成功に役立つよう、一層の活動を進めてまいります。

【地球環境への取り組み】
東芝グループの一員である 当社は、「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムの提供を通じて地球温暖化防止をはじめとし、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のために取り組みます。

  • 全身用X線CT診断装置 東芝スキャナ Aquilion ONE TSX-301A
  • 製造販売認証番号:219ACBZX00029000

※ Aquilion ONE,coneXact 、Made for Lifeは東芝メディカルシステムズの商標です。

本資料に関するお問い合わせ
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商品に関するお問い合わせ
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