ニュースリリース

東芝メディカルシステムズ株式会社
2010.09.30

新開発FPD搭載デジタルX線TVシステムRaffine™の販売を開始

東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 社長:綱川 智)は、中小規模の施設を対象に、13×14インチの高精細X線平面検出器(Flat Panel Detector:FPD)を搭載したデジタルX線TVシステムRaffine™(ラフィーネ)を開発し、10月1日より全国で販売を開始いたします。

開発の背景

医療環境の変化によりフィルムレス化が急速に進んでいるなか、FPD搭載のX線TVシステム(注1)は多様な検査を実施する施設を中心に普及しています。 また近年、胃X線検査は胃がん検診の方法として“効果がある”と判定されている検査(注2)で、消化管造影検査を中心に実施する検診施設や中小規模病院においても、高画質で検査効率の高いシステムが必要とされています。 一方で、これらの施設では導入コストおよび設置環境に制約があるため、最適な視野サイズとシンプルな操作性のFPD搭載X線TVシステムが求められています。
Raffine™は、視野サイズ13×14インチのFPD "FPD1314" を、コンパクトな透視撮影台とヒューマンインタフェースに基づいた直観的な操作を可能とする操作卓に搭載し、高級機クラスの高精細な画像と高い操作性を実現しました。東芝の画質コンセプト“PureBrain™”による、診断に適した高画質な透視像と撮影像を提供します。

Raffine™の特長
  • 1.消化管検査に最適な視野サイズのX線平面検出器を搭載しました。
    従来のイメージインテンシファイア(I.I.)や四切のフィルムに比べ、より広い13×14インチのFPDを採用することで、大腸の湾曲部や変形胃の撮影における位置決めが容易になります。 また、臨床目的に応じて適切な視野を確保することが可能です。
  • 2.診断に適した画質を提供します。
    143µmの微細な画素ピッチと、微細ファイバ構造のCsI(ヨウ化セシウム)膜からなるFPDにより、I.I.システムに比べて高精細な画像が得られます。さらに、拡大視野サイズにて1画素の信号を1データとして読み出す透視方式(マイクロビュー)が可能で、透視像の解像度が向上しました。 また、デジタル補償フィルタにより、透視像や撮影像の黒つぶれや白飛びを軽減することができるため、検査部位による影響が少なく、見やすい画像が得られます。これらのハードウェアと画像処理技術を統合して、観察しやすい画像を提供するのが東芝の画質コンセプト“PureBrain™”です。
  • 3.高い信頼性で画像を保存します。
    収集した画像は、ミラーリングにより独立したハードディスクに二重に保存しています。 さらに、ブルーレイディスクへの画像バックアップが可能であり、フィルムレス運用をサポートします。また、ネットワーク接続によるサーバへのDICOM保存にも対応しています。
  • 4.省スペース、低ランニングコストを実現します。
    設置面積が従来のFPD搭載のX線TVシステムより小さく、単相電源での稼動が可能です。 非稼動時の通電や空調を必要としないため、ランニングコスト削減を可能とし、ビル診療所への設置にも適しています。
    設計段階から地球温暖化の防止、資源の有効活用、規制物質の削減を目指して環境負荷の軽減を図っており、環境調和型製品(環境に配慮した製品)の開発に取り組んでいます。
  • 5.検査のワークフローを改善します。
    デジタル化により透視像および撮影像を即座に観察し、画像保存ができるため、検査から画像診断までの時間が大幅に短縮されます。 また画像処理装置に処理速度に優れたPCと最新のOSを採用し、操作レスポンスを向上しました。 患者名の登録から寝台操作、透視撮影、画像保存まで、わかりやすい操作性を実現し、ストレス無く検査に集中できます。
販売名 デジタルX線TVシステム Raffine DREX-RF50
製造販売認証番号 222ACBZX00050000

(注1)据置型デジタル式汎用X線透視診断装置
(注2)国立がん研究センターがん対策情報センター「がん検診の効果とは?」より

【東芝メディカルシステムズについて】
東芝メディカルシステムズ株式会社は、疾病の早期発見のためのスクリーニング、診断から治療、治療後のフォローアップまで、医療施設におけるワークフロー全般に関するあらゆるニーズへのトータルソリューションを提供する国内市場における画像診断システムのトップメーカーです。
当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)を通じ、かけがえのない命とお客様の成長・成功に役立つよう、一層の活動を進めてまいります。

【地球環境への取り組み】
東芝グループの一員である当社は、「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムの提供を通じて地球温暖化防止をはじめとし、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のために取り組みます。

※Raffine、PureBrain、Made for Life は東芝メディカルシステムズ株式会社の商標です。

本資料に関するお問い合わせ
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