News | Press Releases


November 22, 2017

東芝メディカルとボルドー大学がMRIの共同研究を開始

東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市、社長:瀧口 登志夫)はボルドー大学(所在地:仏国ボルドー 学長:Manuel Tunon de Lara)とMRI共同研究契約を締結し、11月21日、開発中の超高分解能技術を搭載した3テスラMRIシステムVantage Galan™ 3Tを ボルドー大学内のInstitute of Bioimagingに設置、共同研究を開始しました。

今回の共同研究では、ボルドー大学国際関係担当副学長であるVincent Dousset教授とボルドー大学病院ニューロイメージング部Thomas Tourdias教授が中心となり、頭部を始めとした全身の診断における最新ソフトウェアの評価、および最先端アプリケーションの臨床研究を行う予定です。今後、ボルドー大学と当社、そして当社グループ会社でMRIの先進の医療画像処理ソリューションを手がけるOlea Medical S.A(本社:仏国ラ・シオタ CEO:Faycal Djeridane)が産学連携し、次世代ポストプロセスの研究開発の加速を目指します。

今回の最先端MRIシステム導入についてDousset教授は次の様に述べています。「東芝メディカルとボルドー大学で共同研究ができ、大変光栄です。今回のコラボレーションが最高峰の研究基盤を作り、治療や教育、そして研究活動のさらなる発展に繋がることを期待しています。」また、Tourdias教授は「超高分解能画像をはじめとした東芝メディカルMRIの先進的な技術には驚きました。これからこのMRI装置を使用することを非常に楽しみにしています。」と話します。 
当社代表取締役社長、瀧口登志夫は「当社の最先端MRIシステムを国際的にも著名で、多くの研究成果を生み出しているボルドー大学に設置することができ、大変光栄です。次世代の技術開発に繋がる共同研究ができることを期待しています。」と述べています。

【ボルドー大学について】 
ボルドー大学は、その教育と研究の質の高さから、フランスでトップクラスにランクされる大学です。多分野にわたる研究に特化した国際的な機関で、「優れたキャンパス」としてさらなる躍進を目指し、研究パートナーとの意欲的な開発プログラムを主導しています。

【東芝メディカルシステムズについて】 
当社は、2016年12月より、キヤノングループの一員となり、2018年1月4日に社名を「キヤノンメディカルシステムズ」に変更します。疾病の早期診断、早期治療のためCT、MRI、超音波診断装置、X線診断装置などの画像診断装置や検査機器、ヘルスケアITCソリューションを開発、製造し、世界140カ国以上に提供しています。当社の経営スローガンである「Made for Life™」(患者さんのために、あなたのために、そしてともに歩むために)のもと、病院経営に貢献し、患者さんに優しい医療システム・サービスをお届けし、これからも変わらず医療に貢献してまいります。 
東芝メディカルシステムズ株式会社 ホームページ:http://www.toshiba-medical.co.jp/

【地球環境への取り組み】 
当社は、より良い地球環境の実現のため、開発、調達、製造、販売、サービス、廃棄段階まで一貫して環境への影響に配慮した医療機器・システムを提供しています。地球温暖化防止をはじめとし、医療放射線被ばくの低減、資源有効活用、化学物質の管理など推進し、地球との共生や豊かな価値の創造のために環境保全に取り組みます。 
東芝メディカルシステムズ株式会社 環境活動:http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/company/env/


Vantage Galan、Made for Lifeは東芝メディカルシステムズ株式会社の商標です。