ニュースリリース

1996.12.03

世界初の高エネルギー焦点式超音波法 (HIFU) を使った
前立腺肥大症治療装置「Sonablate-200」の輸入販売の開始について


 東芝メディカル株式会社(社長:栗原重泰 本社:東京都文京区本郷 3-26-5 )は、Focus Surgery 社(米国・インディアナ州)が製造した、高エネルギー焦点式超音波前立腺治療装置(商品名「Sonablate-200」)の日本に於ける専売代理店契約を輸入元であるタカイ医科工業株式会社(社長:高井一夫 本社:東京都文京区湯島 4-8-15 )と締結し、明日から販売を開始します。

 「Sonablate-200」は世界初の HIFU を使った前立腺肥大症治療装置です。直腸に挿入したプローブから高エネルギー超音波を発振して焦点に集め、患部の組織温度を短時間で上昇させることにより凝固壊死させ、周囲および介在組織に影響を与えず切除できます。出血をほとんどなくし、痛みや苦痛、重篤な合併症も少なくすることが可能です。

 近年、治療後の QOL (クオリティ・オブ・ライフ)向上を意識した治療方法が多くなってきましたが、今までの代表的な前立腺肥大症の治療方法である経尿道的前立腺切除術 (TURP) では、一般的に治癒率は良いが合併症への配慮も必要であると言われています。一方 WHO (国際保健機関)でも、前立腺肥大症が致死的な疾患でないことから、「症状の軽快と術後の閉塞感からの解放ができる治療を」という提言をし、新しい治療法が早急に望まれています。高齢化社会を迎え前立腺肥大症が多くなると予想される中で、「Sonablate-200」によって、侵襲性が少なく安全性の高い治療が可能になり、患者さんの QOL 向上に貢献できるものと考えています。

 当社は、この「Sonablate-200」の投入により、ESWL(体外式衝撃波結石破砕装置)で参入した泌尿器科領域への商品ラインナップを充実させると共に、当社の主力である画像診断装置につながる新たなニーズも得られるものと期待しております。当社は医用機器業界のリーディングカンパニーとして、これからも医療ニーズに応える製品の販売について弛まぬ努力をしてまいります。

 ・薬事承認番号 : 08B外025号


Sonablate-200



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