ニュースリリース

1997. 03.12

世界初の超電導オープン型 MRI「 OPART 」
1号機の稼働について


 東芝メディカル株式会社(社長:栗原重泰 本社:東京都文京区本郷 3-26-5 )は、世界で初めての超電導オープン型 MRI 「 OPART 」の1号機を富士電機病院(院長:田中 亮先生 所在地:横浜市鶴見区豊岡町 21-1 )に納入し、本日から診療が行われます。

 富士電機病院は富士電機株式会社の企業病院であるとともに、外来診療も行い地域医療に積極的に貢献している医療施設です。診療科は内科、外科などを含む病院ですが、健診の分野にも力をいれており、10年前から MRI による脳ドック健診を行い、最近ではヘリカル CT 「 Xvision 」での肺がん健診を行うなど最新の技術を積極的に導入しています。

 この度、富士電機病院が超電導オープン型 MRI 「 OPART 」を導入した背景としては、第一に、画質の高さが挙げられます。世界初の垂直磁場の超電導を採用しているため均一で安定した磁場特性が得られ、高い検出能力が引き出せるからです。鮮明な 3D-アンギオ像、3D の MRCP像なども撮影することが出来ます。第二に、富士電機病院の診療科目の一つである整形外科にも適している、ということです。「 OPART 」が、架台開口部の上下寸法が世界最大の 55cm という特長をもつことで、新しく側臥位での検査が出来る装置として、また肩・膝・肘等の動態検査、膝を立てての腰椎検査も可能になりニーズに応えることが出来ました。最後に、採算性の大幅な向上が可能になったことです。「 OPART 」は、冷却用液体ヘリウムが不要なため大幅なランニングコストが削減できるとともに、高速並行処理により、検査時間の短縮ができ患者さんの負担が軽減されました。

「 OPART 」はオープン(解放)型を採用、患者が実際に入る磁石架台本体のオープン化により、患者に検査中の圧迫感を軽減したり、診察中の患者に直接触れることで、小児や老人の患者に安心感をあたえます。また術者側においても造影・点滴の実施、管理も容易に行えることができるので、今までの MRI 検査より患者・術者に優しく、しかもより高画質な画像が得られることが出来るようになり、さらに医療に貢献出来るものと確信しております。

当社はリーディングカンパニーとして真に患者さんの要望に応え、医療ニーズ、採算性等を考慮した新しい製品の販売を通し、これからも医療の発展のため弛まぬ努力をしてまいります。


OPART

[ 富士電機病院 ]

設 立

 昭和 19年 9月 1日

院 長

 田中 亮

診療科目

 内科、外科、整形外科、泌尿器科、皮膚科、
 他に一般健診および人間ドック

病床数

 73床

住所及び連絡先

 横浜市鶴見区豊岡町 21-1
 TEL 045-581-1417  FAX 045-583-1498

病院の他の特徴

 1.温度差逓減及びクリーンエアー循環システムの導入
 2.病室のクリーン化の早v進
 3.災害対策用の井戸設備、耐震対策の整備及び自家発電装置の導入




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