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メディカルレビュー91号
冠動脈疾患
栗林幸夫
栗林幸夫先生
[ナビゲーター]

慶應義塾大学 医学部放射線科学教室 教授

冠動脈疾患の画像診断法でゴールデンスタンダードといえば、ご承知のように冠動脈造影です。時間分解能、空間分解能とも優れており、末梢枝の狭窄まで判定することが可能です。歴史的には1958年ソーンズによる冠動脈造影に始まり、ジャドキンスによるジャドキンス法の開発、さらに治療への応用として冠動脈造影の手法を応用したPCIへと発展してきました(図1)。最近では、冠動脈の内腔と壁を見る画像診断法として、侵襲的ではありますがIVUSという冠動脈内超音波イメージングも生まれました。
AHAから示されている安定狭心症の診療ガイドラインでは、スクリーニングとしては心臓超音波検査、負荷(薬物・運動)イメージングが中心で、最終的にやはり冠動脈造影が行われて診断が確定するという流れになっています。診断のフローにはまだCTもMRIも入ってきておりません。
冠動脈のイメージングは、古くはダ・ヴィンチが解剖の絵を描いており、心臓を栄養する冠動脈をシェーマにしていました。それから約450年を経てシネアンギオの登場により飛躍的に画像診断が進歩したわけです。また、シネから40年を経てMDCTやMRIによる非侵襲的な画像診断法が生まれ、一段と飛躍を遂げる時代が到来してきました(図2)。
表1は、血管造影・MDCT・MRI・SPECTの現状・役割を示したものです。冠動脈の非侵襲的な形態診断、石灰化の診断にはMDCTに利があると思います。また、頸動脈でのプラーク性状の診断と同様、冠動脈疾患でもプラーク性状の診断が注目を集めており、CTやMRでの診断が行われてきています。しかし、冠動脈は頸動脈と違って動く部位なのでまだまだ難しい点があります。それから心筋の形態や心室壁の運動については非侵襲的な方法の中でMRIに利があると思います。心筋のバイアビリティ、性状評価についてはMRIやSPECTに利があるというのが現状かと思います。しかし、画質・運用特性を考慮すると、表2に示されるようにいまだに血管造影が時間分解能、空間分解能とも他の診断法をりょうがしています。MDCTやMRIの空間分解能は限界がありますが、三次元再構成ができるとう大きな特長があります。検査時間については、MDCTは大変短時間で済みますが、MRIでワンストップショップを目指しますと、検査内容によりますが、40分から60分の検査時間がかかります。
これまでのゴールドスタンダードは血管造影でありますが、最近非常に注目されております心臓・冠動脈MRIそしてMDCTによる冠動脈の画像化、この2つの領域に関しまして似鳥先生、安野先生にお話を伺いたいと思います。

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